Garmin Connect IQ プログラミング【SDKおよび開発環境の導入】

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公式サイトに導入方法がしっかりと記載されていますが、最新verのSDK(現時点で2.3)では微妙に表示項目が異なったりしますので念の為書きます。英語なので読みにくいでしょうし。
 なお、私の環境はwindows10 pro 64bitとなります。

【必要なもの】

  1. Connect IQ SDK(ソフトウェア開発キット)<https://developer.garmin.com/connect-iq/sdk/>
  2. eclipse(統合開発環境)<http://mergedoc.osdn.jp/>
  3. BMFont(ビットマップフォント作成ツール)<http://www.angelcode.com/products/bmfont/>
  ※SDK以外は必須ではありませんが上記の使用を前提に解説します。

【お役立ちサイト】

アプリ開発はMonkey CというGarminの独自言語で行います。使用するクラスについては2を参照してください。
  1. 公式導入ガイド<https://developer.garmin.com/connect-iq/programmers-guide/>
  2. Monkey C クラスリスト<https://developer.garmin.com/downloads/connect-iq/monkey-c/doc/_index.html>
  3. フォント配布サイト dafont.com<http://www.dafont.com/>

【手順】

まずは、【必要なもの】に記載したソフトをインストールに導入します。

Connect IQ SDKの導入


 公式サイトからSDKをダウンロードします。



② 
 ダウンロードしたzipファイルを任意の場所に展開します。ただし、パスが長すぎると開発時にエラーが発生する可能性があるのでよくわからなければcドライブ直下などが無難でしょう。


 windowsでSDKが使用できるようにするため環境変数を設定します。システムのプロパティ → 詳細設定 → 環境変数から設定するか、コマンドプロンプト(管理者)から設定できます。どちらの方法でも良いですが後者のほうが簡単です。
 環境変数はSDKのbinフォルダを指定します。
  
   ・システムのプロパティからの設定方法

   ・コマンドプロンプトからの設定方法



   SDKの設定は以上です。

eclipseのインストールと設定


 こちらからeclipseのインストーラをダウンロードします。自分の環境に合わせて32bit版か64bit版を選択してください。eclipse自体が動作するためにはjavaが必要ですのでない場合はfull版をインストールします。よくわからなければfull版を入れておけば問題ありません。



 ダウンロードしたインストーラをダブルクリックしてeclipseのインストールを行います。インストールが完了し、最初に起動するとワークスペースの場所を聞いてきますので変更したい場合は指定してください。ワークスペースは開発したプログラムのソースコードやリソースなどプロジェクトファイルを保存する場所になります。


 XMLプラグインをインストールします。"ヘルプ"→"新規ソフトウェアのインストール"を開いてく   ださい。"作業対象"でインストールしたeclipseのバージョン(今回はNeon)を選択し、ソフトウェア一覧が表示されてから"フィルター"に「Eclipse XML」と入力する。
 「Eclipse XML エディターおよびツール」という項目が現れるのでチェックをつけて"次へ"をク    リックするとプラグインがインストールされる。

   ※本環境では既にインストール済みのためアイコンがが異なります。


 Connect IQプラグインをインストールします。③と同様に"新規ソフトウェアのインストール"を開いて、追加ボタンからリポジトリーの追加を行います。下記の通り入力してOKを押してください。

       名前:Connect IQ Plugin
       ロケーション:http://developer.garmin.com/downloads/connect-iq/eclipse/:



 "作業対象"にConnect IQ Pluginが追加されていますのでこれを選択し、表示された項目にチェックを付けて"次へ"でインストールします。

※本環境では既にインストール済みのためアイコンがが異なります


 Connect IQプラグインを設定します。"ウィンドウ"→"設定"を開き、左側項目で"Connect IQ"を選択します。SDK Root DirectoryにSDKのフォルダを指定して"適用"を押してください。
 指定するフォルダはbinではないので注意してください。



 "ウィンドウ"→"パースペクティブ"→"パースペクティブを開く"→"その他"を開く。
 "Connect IQ"を選択してOKを押してください。




 以上でeclipseの設定は終了です。

BMFontのインストール

Connect IQでは画面に文字を表示するためにビットマップフォントを使用する必要があります。BMFontはビットマップフォントを作成するツールになります。このため、文字を一切表示しないか別途画像を作成して文字を表現する場合は不要です。

 インストールはこちらからインストーラーをダウンロードして行ってください。特殊な設定はありません。使い方は開発に合わせて紹介します。

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